一般社団法人RDRDサポーターズ副理事長の高木貴吉(タカギ キヨシ)と申します。
そのほかに、NPO法人理事2件と1法人元監事の3法人と一般社団法人2つの理事、NGO2団体に参加して支援活動を行っており、支援内容は貧困家庭の子供達、障害者と家族、希少難病患者と家族、医療情報提供支援等を行っております。
今回支援をいただくインドのムケシュ君とは、12年前にモンゴルのマンホールチルドレンを支援している団体で出会いました。
彼が大学生の時に日本に来ていて、支援事業に興味を持ち勉強をしに来ている時に出会い、いろいろとお互いの情報交換をしながら親交を深めました。
約7年前にムケシュ君が、インドでカースト制度最下層「ダリット」や先住土着民族の貧困家庭の子ども達を支援する為の学校を作る事にも協力しました。
彼ら7人はインド国内で仕事をしながら、収入の一部を出し合って学校運営をしております。
しかし、ムケシュ君の本業は通訳をしておりますが、今回のコロナ禍において観光客やビジネス客が来なくなり、仕事が激減しております。そのほかにも、国内の産業で生計を維持しておりますが、運営資金が厳しい状況に追い込まれています。
ほかのメンバーも同じです。
子ども達の教材費、教えていただいている教師の費用、建物などの維持運営費、子ども達の給食等が困窮しております。
今は、通っている100人の子供たちの給食も出せない状態で、子供たちも学校に来てません。
このままでは、学校自体が自然消滅せざるを得ない状況です。
まずは、子供たちの給食、学校の維持費(水道、電気等)、教員の給与を以前のように体制を立て直したいのです。
学校運営が良好になれば、勉強がしたくても通えない地元の子ども達からの依頼で、100人~200人に拡張を計画していて、日本の外務省や国際ロータリークラブなどに支援依頼をしながら、インドの民芸品や工業製品他をネットにて日本で販売する事で私達の持ち出しや寄付だけでなく、自立運営する計画を進めています。
職を創出する事で勉強を終えた子ども達の働き口を作り、子ども達の未来に明るい灯をともす事が出来ると考えています。
日本では目に触れる事の少ない、インドの産業製品を輸入する事業のジョイントが出来ると考えていますので、支援していただいた方とチームを作り、皆様の意見を反映させていただこうと考えています。
今後は支援学校を拠点として、SDGs項目4「質の高い教育をみんなに」及び項目6「安全な水とトイレを世界中に」に取組んで行き、支援者の皆様ともジョイント出来る事を願っております。
滋賀県近江八幡市観音正寺 住職 岡村遍導様